天体心理易学とは
天体心理易学は、人の生命当体が肉体の中ではなく地球の上空に広がる天体磁場圏の中に存在し、人の生まれ変わりの仕組み、人体の構造、意識や心の構造、さらには天体磁場圏全体の構造や特色を体系化させることで、人の存在を意識の面、心の面、先天的な性質の面などの複数の視点から読み取ることが出来る様にした学問です。
天体心理易学は、ホロ・サイコロジーとも表現されます。
ホロ・サイコロジー = horo-psychology
これは、horoscope/ホロスコープ(天体配置図)のホロと心理学のpsychology/サイコロジーを組み合わせた造語です。
人の生命当体と生年月日
人は学習と経験をへて成長して行くものと言われています。しかし学習や経験で得た成長とは後づけで得たもので、人はこの世に生まれた時点で既に先天的な基盤や基礎となる性質を持っております。これらを天賦の個性や能力ということもありますが、それらは生年月日と深い関係があります。
人の本体、これをここでは「生命当体」と呼びますが、生命当体は肉体に存在しているのではなく地球上空の天体磁場圏の中に存在しています。地上に誕生した赤ちゃんに生命当体がつながることで、意識活動が生まれてきます。これが、人の人生のスタートともいえます。
生命当体が産道を通って産声を上げようとしている赤ちゃんに入る仕組みは、まるで惑星の天体運行に合わせて動作する機械の様なもので、各々生命当体は、皆、360年周期で同じ年月日にその日に生まれた赤ちゃんに繋がる様に出来ています。例えば2000年の5月5日に出生した人は、やがて死を迎え人生を終えて、次に生まれてくるのはちょうどその360年後の2360年5月5日にその日に生まれた赤ちゃん入るという具合です。
生年月日には、様々な要素が含まれています。ホロスコープ(天体配置図)とは、惑星、黄道十二宮、十二室、角度の4つの要素を基に生年月日の天体がどのような構成であったかを表しています。人の生まれ変わりが360年周期ということは、自分が生まれた生年月日と全く同じホロスコープが再び天体に現れるのが360年後ということです。
天体の運行は動的な運動そのもので、時間と共に常に変化しています。その変化の中でも地球の自転を表す24時間や太陽の周りを1年かけて廻る公転がもたらすものには大きなものがあります。
人の生命当体が存在する天体磁場圏は、惑星の渦運動により渦磁場12磁界を形成しており、渦磁場が一回転する毎にその性質を段階的に変化させています。地球が太陽の周りを一周することで地球の天体磁場圏は太陽の天体磁場圏の影響を受けて色が変わり、24時間の自転の際も1周する度に12磁界がひとつ変わります。
例えば、令和元年(2019年)は、亥(いのしし)年ですが、これは太陽第5磁界が亥回転の年を迎えて、亥層(第12磁界)の色に磁化されて染まっている事を意味しています。地球の公転軌道がこの太陽第5磁界と連動しているため、地球の天体磁場圏全体が太陽の亥層の色に磁化され、亥が持つ色の影響や作用が現れています。つまり令和元年に誕生した地球上の全ての生物が「亥年生まれ」となり、亥固有の色合いを持つことになります。学校の先生がその学年に共通する性質が存在しているといいますが、これは西洋人や東洋人、男女の区別や犬や猫も含めこの年の地球上の亥年生まれの共通性質となります。
これは生まれ日にも当てはまり、生まれ日は地球の天体磁場圏の第2磁界の12種の磁場の色の影響を受けており、これが24時間毎に変わります。例えば、令和元年6月12日に誕生した方は、辰日生れですので辰の色に磁化されています。誕生年と合わせると亥年生まれの辰日生れとなり、誕生の時点ですでに年と日の磁場の影響を受けた性質を持って生まれてきます。これが天賦の個性や能力というものになります。実際は、年や日の要素だけでなくもっと沢山の要素が複合された形で表れています。この様に生年月日には深い意味があります。